ダイビングスクールの選び方は?重視したいおすすめポイント10個
更新日:2023.04.10.Mon   投稿日:2021.06.27.Sunダイビングを楽しむ上でダイビングスクール選びは重要
ダイビングをする場合に体験ダイビングから始めてみるのもいいですが、体験ダイビングでは回数を重ねてもライセンスは取れません。
本格的にダイビングを始めるならやはりダイビングスクールでCカードを取得することをおすすめします。
ダイビングスクールではライセンス取得のための講習やダイビングツアーへの参加、器材の購入などが出来ます。サービス内容や雰囲気はダイビングスクールごとによって違うので自分にあったスクール選びは重要です。
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ダイビングスクールで重視したいおすすめポイント
ダイビングスクールを選ぶ上で特に重視したいポイントを紹介します。スクールに入ってから、雰囲気が思っていたのと違う、料金が最初より多くかかったなど後悔しないよう要点をしっかりと把握するようにして下さい。
どのくらいの費用がかかるのか
スクール選びで重視したいことの一つが費用です。かかる費用すべてをチェックすることが大切だと言えるでしょう。
ライセンス講習費用の相場は、だいたい総額で6~9万円ほどが多いようです。それよりぐっと安い費用の場合は要注意です。講習後に高額な器材を購入することになってしまう場合もあります。
スクールには説明義務があるので、だまされるようなことはありませんが値段だけを見て決めてしまうような安易な判断はおすすめしません。
料金の内訳をきちんと説明してくれているかどうかもいいスクール選びの判断材料になるでしょう。
「基本料金」「交通費」「Cカード申請料」「海洋講習の時にかかる宿泊料・食費」など色々とお金がかかります。
後から「思ったよりお金がかかった…」なんてことにならないように、最初にきっちりと費用を確認するようにしましょう。
どの教育機関の講習なのか
ダイビングスクールを選ぶ際に、希望しているスクールで講習を受けるとどのダイビング教育機関のCカードが発行されるのかは必ず確認してください。
調べずに選んだスクールで他と変わらない講習内容であっても取得したCカードの教育機関があまり認識されていないと、場合によってはライセンスが認めてもらえない可能性もあるようです。
このような心配をしなくて済むように、正規加盟店として登録されているスクールでの講習をおすすめします。
正規加盟店であるかは、教育機関のウェブサイトで確認できるので必ず調べてくださいね。
色々な海でダイビングするためには、認知度の高い教育機関を選ぶことです。スクールを選ぶ前には必ず確認してください。
通いやすい場所かどうか
ダイビングスクールを選ぶ時に通いやすいことは大きなメリットです。頻繁に通えるならスタッフさんや他に受講している方と交流ができるので、ダイビング仲間が増えます。
長い期間ではありませんが講習でしばらく通うことになりますし、ライセンスを取った後にもダイビングのツアーに参加する場合や別の講習を受けたくなった場合など、ダイビング生活においてスクールとの繋がりはずっと続きます。ダイビングは一人で行うことが出来ませんので、自宅から気軽に通えるスクールを選ぶことをおすすめします。
フレキシブルに調整できるプランかどうか
ダイビングの講習はただ決められた時間をこなせばいいわけではなく、ダイビングというスポーツをより安全に楽しく行うために必要な知識と、スキルを身に付けるためのものです。
何時間講習したのでもう大丈夫。というわけではありません。また、一人ひとりのスキルに差が出てしまうこともあります。
ダイビングを安全に行うために、しっかりと時間を取って指導してくれるスクールを選びたいですよね。
お仕事が忙しくなってきた、体調を崩してしまった、など申し込み時と環境が変わることもあると思います。そんな時に柔軟に日程を調整してくれるスクールはおすすめです。
豊富な教材が用意されているかどうか
ダイビングを楽しむ上で一番大切なことは危機意識をどれだけ持っているかです。ダイビングを安心して楽しむためにはダイビングの知識をしっかりと理解しておくことが大事になってきます。
そのため、ダイビングスクールに必要な教材がきちんと用意されているかも大事なポイントです。
学科講習を受講した後、時間が経つと忘れてしまうこともあるでしょう。ダイビング器材の使用方法など確認したい時にダイビングスクールでのマニュアルが手元に置いてあるといつでも復習が出来て安心です。
インストラクターの信頼性や相性
資格をもった経験豊富なインストラクターがライセンスの取得の講習を行ってくれます。しかし、講習してくれる人によっては内容の質が変わることもあるようです。
難しい部分ですが、情報収集してホームページや他のサイトの情報を見て判断するしかありません。
対策としては、ダイビングスクールのスタッフさんと交流を持ってみるといいかもしれません。スタッフさん同士の雰囲気が良いことも判断材料になりそうです。
講習の内容はどのスクールも大差はないようですが、講習の進め方はダイビングスクールやインストラクターの考え方によって違っている場合が多いようです。
直接スタッフやインストラクターと話してみると何となくスクールの雰囲気が感じ取れる時もありますよね。接客態度もスクール内の判断基準に。インストラクターさんとの相性や信頼できるかどうかはよく観察したいですね。
Cカード取得後のサポート体制
Cカードを取得した後にスクールでのサポート体制がどうなっているかはチェックしてみて下さい。ダイビング生活でスクールのフォローは必要です。
ライセンス取得がゴールではなく、ダイビングを楽しむために必要なことです。これからダイビングを楽しむためにステップアップしたい、ツアーやイベントに参加したいなどダイビングライフを充実させるためには、出来るだけ通いやすいスクールを選ぶことが大切です。
スクールでのイベントが充実しているか、ステップアップを目指す時の講習の内容などしっかり確認してみてください。
口コミをチェック
スクール選びをする時に、知り合いの口コミやネット検索での口コミはとっても参考になる情報です。自分と同じような生活形態の方の意見は特に参考になるでしょう。
現在はネットで検索すると、色々なサイトで口コミを見ることが出来ます。すべてを鵜呑みにしないようにしながら口コミを参考にして、ダイビングスクールの評判を確認してみてください。色々チェックしてみてから自分に合っているスクールなのかを判断することが大切です。
予約の取りやすさ
予約を取るのが難しいと、Cカードの取得に日数がかかってしまう場合があります。仕事をしながら通う場合は、通いたい時間が被ってしまうこともありそうですね。予約がとりにくく通いたい時に予約が取れないとモチベーションも下がってしまいます。
日程がある程度自分で選べること、週末や平日でもある程度自由にスケジュールが決められるかなど、予約の取りやすさもスクールを選ぶ時の目安になります。細切れな日程でも対応してくれるような柔軟性があるスクールを選ぶといいですね。
少人数制かどうか
スクールによっては少人数制を取り入れている場合があります。何かを学ぶ時に少人数制であることはとっても有利です。
インストラクターの目も届きやすく、質問しやすい環境ならわからないまま授業が終わってしまうようなことは少ないでしょう。
それぞれで理解度の速さに差が出てしまうのは仕方ないことです。そんなとき少人数制なら安全に落ち着いてスキルを身につけることが出来ます。
スクール選びの際は少人数制であるかどうかをチェックしてみて下さいね。
講習ではどんなことをする?
講習ではどんなことをするのでしょうか?大まかに分けると、学科と実技をそれぞれ受けることになります。最初に学科の講習を受けることからスタートします。次にプールでの講習を受けてから、海での海洋講習を受けてライセンス講習は終わりです。
学科講習で潜水に関する知識を身に付ける
潜水に関する知識を身につける学科講習ではダイビングの基礎知識から、海に入ったことによる体に対する影響、海中生物のこと、海の危険性、器材の役割や使い方などを多岐にわたって学びます。
スクールにもよりますが基本的に事前に自習し、のちにインストラクターから学科講習を受けるという流れです。
自習では理解しにくかった所を一緒に確認するような流れになります。
スクールによって違いがありますが、忙しい方にも予約が取りやすいような時間の体系になっているところが多いようです。
また自宅学習(eラーニング)を選択出来るスクールもあります。この場合学科講習のためにスクールに足を運ぶことが無く、時間がない方にぴったりです。
学科の内容はダイビングを楽しむ上で理解しておいたほうが良い内容です。あやふやな部分が無いようにしっかり学んで理解しておきましょう。
特別なことはなく、学べばすぐに理解出来ます。誰でもきちんと学習することで理解できるような内容なので心配は要りません。覚える、というよりは理解をするといった感じです。
実技で潜水の技術を身に付ける
学科の講習が終わったらいよいよ実技の講習が始まります。
実技講習では必要になってくるダイビングの技術を学んでいきます。
ウェットスーツの着用方法や、色々な器材の使用方法など多くのことを練習していくことになります。頭で理解するよりも、ダイビング時の動きに慣れてもらうために行います。
予想外の事態が起きたときの対処法はとても重要なので練習は必須。例えばマスク(水中メガネ)に水が入った時や、呼吸用マウスピースが外れた時など、対処法を丁寧に指導してもらえます。
まずインストラクターの指導があり、プールでダイビングに必要な動作を実際にやってみます。目の前でお手本を見せてくれるので安心して講習が受けられます。
もちろん、理解しにくい部分やうまく出来ない部分は気軽に質問したり、繰り返し練習したりする必要があります。
その後、お楽しみの海洋講習に移ります。プールで練習したことを踏まえて、海に慣れていきます。実際に海に入るのは不安ですが、インストラクターがきちんと指導してくれるので安心してダイビングのスキルを上げることに集中できます。
通いやすいダイビングスクールでCカード取得を目指そう
ダイビングライセンスは一度取得すると一生涯有効なライセンスです。車の免許の様に更新や期限切れはありません。取得すると、日本を問わず世界の海でダイビングが楽しめるようになります。
物理的に通いにくかったり、雰囲気が合わなかったりするスクールではやる気もどんどん萎んでしまいます。無理なく通うためには、自分のライフスタイルに合った通いやすいスクールを選ぶことが大切です。こちらでご紹介したポイントも押さえながら、ピッタリなスクールを見つけてCカード取得を目指して下さいね。
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