関東ダイバーの聖地!「伊豆」のダイビングスポットについて

更新日:2023.04.30.Sun   投稿日:2023.04.30.Sun

ダイビングライセンス取得キャンペーン

そもそも伊豆はどんな場所?

伊豆は本州の南東部に位置する半島で、静岡県の東端部に位置しています。南へ50kmにわたって突き出した伊豆半島は、東岸に相模湾、西岸には駿河湾があり最南端からは太平洋を望むことができます。
伊豆の北部を除きほとんどが山地になっており、一級河川である「狩野川」をはじめ多くの川が流れています。
だからこそ、山のミネラルが海に流れ込み栄養豊富な海が伊豆半島の周りでは広がっているので、スキューバダイビングで沢山の水中動生物を観察することができるのです。

代表的な熱海などの伊豆の市街地はとても狭く、沿岸の低地に住宅が集まっていることが特徴です。そして、各地に温泉が湧いていることも魅力の一つ!そんな伊豆を舞台にダイビングの経験を積むダイバーは、関東近郊だけでなく、東海地域や関西からも多くのダイバーが集まってきます。

大瀬崎と富士山

年間を通してダイビングができ、季節によって違う生物や水中環境を楽しめる伊豆は、沖縄に並ぶ日本を代表するダイビングスポットです。

夏はもちろん、秋冬の水中の透視度は15m~20mと、とっても綺麗な海中景色となることがダイバーにとって魅力の一つとなっています。

伊豆の海でダイバーデビュー!お得なダイビングライセンス取得コースのキャンペーン情報の詳細はこちら

※この記事2021年6月24日に公開されたものを随時更新しています。

伊豆のダイビングツアーの魅力は?

伊豆のダイビングツアーの魅力は?

伊豆でのダイビングツアーは、水中も陸上もとても充実しています。
先程ご紹介したように、山が多いからこそ伊豆半島は川が多い。だからこそ、川から山のミネラルが海へ流れ込み、栄養分たっぷりの海水が伊豆半島近海にはあります。
そのため、伊豆半島の海中は生物がとてもたくさん生息しており、生物達も生息しやすい環境があります。

熱海の海

東伊豆でのダイビング

とても魅力の多い伊豆半島でのダイビングですが、そんな伊豆半島でのダイビングの中で、まずは東京から約2時間前後で行くことができる東伊豆。

東伊豆の熱海では、なんと全長81mという巨大な「沈没船」が水中に沈んでおり、その沈没船は国内で最大級になります。そんな沈没船にはカラフルなソフトコーラルが多く群生しており、フォトスポットとしても人気が高いです。沈没船の周りを泳ぐキンギョハナダイやサクラダイの群れを間近で観察しながら、ダイビングを楽しむことができます。それ以外にも、初心者におすすめなビーチダイビングポイントがたくさんあるのも東伊豆の魅力の一つです。小田原から下田までダイビングスポットが伊豆半島の海岸沿いに並んでおり、船で渡る離島の初島ではイルカやダイナミックな風景を観察できます。

伊豆の夕日

西伊豆でのダイビング

西伊豆は、東伊豆同様で初心者にもやさしいビーチのダイビングポイントがあるが、その中でも「大瀬崎」というスポットは特にダイビングが盛んです。水中になだらかな砂地が広がっていて、誤って手をついてしまっても岩肌で怪我をする心配が少なく安心です。

水中には人工的に神社が漁礁が設置されており、岩場などが多く住んでいるため、沢山の生物を一度のダイビングで見ることができる、初心者からプロダイバーまで楽しめるポイントです。

大瀬崎以外にも、西伊豆には上級者ダイバーにも人気のある洞窟ダイビングが楽しめる雲見というダイビングスポットもあり、生物以外のワイドな水中風景を楽しむことができるのも魅力です。

西伊豆町は日本が誇る夕日の綺麗なスポットとしても有名で、ナイトダイビングをする日には日没前の美しい夕日を眺めながらダイビングを楽しむことができます。

ハンマーヘッドシャークの群れ

南伊豆でのダイビング

南伊豆で最も有名なのは神子元島というドリフトダイビングのスポットです。
神子元島は伊豆半島の外洋に位置するため、黒潮の影響を大きく受けます。黒潮が接近すると透視度はおおよそ30mを超えて、沖縄同様の綺麗な水中でダイビングすることができます。

そんな神子元島では、夏から秋にかけてハンマーヘッドシャークを観察することができます。水中で、100匹以上のサメの群れを間近で観察ができ、魚影の濃さは伊豆随一です。
しかし、潮の流れが早いことでも有名ですので、ダイビングライセンスを取得してすぐに行っても、安全にダイビングを楽しむことは難しく、経験本数やCカードのランク(OWD、AOW、RED、MSDなど)などの参加条件があるダイビングサービスが大半です。

伊豆の中でもかなりの上級ポイントなので、目標にできるダイビングスポットと言えるでしょう。
南伊豆は山と海に囲まれており、車で行けるポイントの中でも特に自然豊かな景観が人気です。日帰りでも行くことができますが、旅行気分で宿泊しながらゆっくりと楽しむ方がおすすめのポイントです。

伊豆のダイビングスタイルについて

ダイビングスタイルは大きく3つに分けることができますが、伊豆半島でのダイビングはそのすべてが行えることも魅力の一つです。

ビーチでナイトダイビング

ビーチダイビング

「ビーチダイビング」は、海岸や砂浜の波打ち際から歩いて水中に入り、沿岸をメインにダイビングをする方法です。初心者でもいきなり深場へ落ちることなく、浮力の練習もでき、魚も多いため、フォト派ダイバーなどにオススメのダイビングスタイルです。

もちろん、ビーチダイビングでも深い場所まで十分に楽しむことができます。夜の海を潜るナイトダイビングも人気です。

浅場には多くの海中植物が光合成をしています。そんな植物を隠れ家として好んで群れるお魚達が沢山います。キラキラとした太陽の光を浴びながら沢山の魚達を観察するダイビングが楽しめるダイビングスタイルです。

城ヶ島のボートダイビング

ボートダイビング

「ボートダイビング」は、伊豆の場合は沖縄と違ってボートの乗船時間が比較的短いです。ダイビング器材を全て背負って船に乗船し、ダイビングスポットまで移動することが多いです。あっという間に到着するので、船酔いが心配な方でも気軽にボートでのダイビングを楽しめます。

沖合へ出るため、ビーチと比べて水深が深い場所が多いです。だからこそ、沿岸とは違い水中の生物や水中の色、深場ならではの独特の雰囲気が味わえるので、ビーチダイビングとは違ったダイビングを楽しむことができます。

12~13kgにもなる器材を背負ってビーチを歩くのが困難で体力的に心配な方でも、ボートダイビングでは安心してダイビングを楽しめることも大きな魅力となります。

雲見でドリフトダイビング

ドリフトダイビング

「ドリフトダイビング」は、ボートダイビングでのダイビング方法の1つです。
ただ、普段のボートダイビングはエントリーした場所からスタートし、同じ場所に戻ってくるダイビングのに対し、エントリーした後は水中を広範囲に移動したり潮流の流れに乗ったりし、エキジットポイントは異なります。

広範囲を泳ぐことができるため、大型生物との遭遇率も上がり、回遊魚の群れと出会える可能性があります。
元の場所へ戻らなくても良いことから、呼吸している空気の量が少なくなった時にはその場でダイビングを終えて浮上することができるため、ドリフトダイビングに慣れたダイバーは体力の余裕を持って上級ポイントに挑戦できます。

ドリフトダイビングをマスターすることで、今までに行くことが困難だったダイビングスポットへ行けるので、海の中を楽しむ幅がとても大きく広がります。

【関連記事】
エキサイティングな水中シーンを!ドリフトダイビングとは?

伊豆でのダイビングはどんな生物が見られる?

クマドリカエルアンコウ

伊豆でのダイビングで見られる生物は、季節によって違うことが楽しみ方の一つです。

冬場から春先にかけてカエルアンコウやダンゴウオなど、かわいい水中生物を観察できるのでフォト派ダイバーにはとても人気が高い季節です。冬のダイビングも魅力が高く、深海生物であるキアンコウ、マツカサウオ、マトウダイなどの冬限定の珍しい生物に出会えるチャンスが高いです。

伊豆の海には四季があり、春夏秋冬で色々な水中生物との出会いがあります。

春はこれから大きく成長していこうとする魚の赤ちゃんや子供達が多く観察されます。
この時期には「春濁り」と言われる植物性プランクトンの大量発生があります。
そのプランクトンを食べて成長していく魚達を観察するのも楽しみの一つでしょう。

夏は「黒潮」に乗って南国からの生物が伊豆半島に多くやってきます。
この生物を「季節来遊魚」といい、有名なお魚ではクマノミなどもこの一つです。
クマノミ
水中がとても賑やかになる季節で、水温も上昇して軽装備で潜りやすくなるのでダイビングのトップシーズンでもあります。

秋は季節来遊魚がさらに増え、透視度も夏に比べてクリアになってくることで今まで目には入ってこなかった生物達を見つけることができます。

その中でも、体の細長いカマスの仲間でアカカマスというお魚の群れには圧巻です。数十匹、多い時には百匹を超えるアカカマスが固まって綺麗な列をなしてダイバーの目の前を優雅に泳ぐ姿は、まるで水族館の水槽の中にいるようです。

冬は水温が下がることで「水中の宝石」と呼ばれているウミウシ類が多く観察できます。
アオウミウシ
このウミウシはもともと貝の仲間なのですが、貝殻を捨てて自由に生きているようにも感じるほどたくましく、そして煌びやかにダイバーの前に姿を現してくれます。

ウミウシが大好きでウミウシだけを求めて潜りにくるダイバーもいるのです。
そして冬の伊豆はなんといっても透視度が良く、水中に太陽の光が綺麗に差し込んでおり、青い水中を気持ちよく泳ぐことができるため、沖縄を彷彿とさせるダイビングができるのも魅力なのです。

伊豆の海でダイバーデビュー!お得なダイビングライセンス取得コースのキャンペーン情報の詳細はこちら

西伊豆のダイビングスポット

伊豆半島の西側は富士山を望みながら海に入っていくダイビングスポットが多くあります。日本の象徴である雄大な姿からパワーをもらいながら、水深1000mを超える日本で1番深い湾の駿河湾から運ばれてくる海の生物たち。黒潮に乗ってやってきた南国のトロピカルフィッシュから深海魚まで観察できる西伊豆の海を紹介します。

>>>獅子浜、大瀬崎、井田、田子、雲見

伊豆のサクラダイ

獅子浜

  • ビーチ
  • 最大水深30m

ディープダイビングで人気のダイビングスポット。水深が深い場所には美しいサクラダイの群れが見られ、水深が浅い場所には「真実の口」が設置されていて、初心者ダイバーや安全停止前のダイバーの遊び場になっています。

 

伊豆のキンギョハナダイ

大瀬崎

  • ビーチ
  • 最大水深30m

伊豆を代表するダイビングスポット。富士山を眺望する名所して知られる静かな観光地ですが、週末は関東や東海からのダイバーが押し寄せるダイビングの聖地に。「湾内」は幅の広い砂地と悪天候に強い地形が抜群の安定感で、生物も豊富なので初心者からベテランダイバーまで満足できます。ダイビングスキルが上達したら「先端」や「外海」でワイドな景色を楽しみましょう。

 

井田のダイビング

井田

  • ビーチ
  • 最大水深30m

大瀬崎からさらに山道を車で走ると民宿が数軒ある静かな井田集落に着きます。横幅200mのゴロゴロした石のビーチは風や潮流の影響で透視度が高くなりやすく、海の色が真っ青になる「井田ブルー」が有名です。青と黄色の体色が美しいタカベの群れや、ウミトサカなどのサンゴも群生が美しく、マクロな世界も楽しめる場所です。浅い場所には春から初夏にかけて海藻の森が現れます。

 

キンギョハナダイ

田子

  • ボート
  • 最大水深40m

伊豆半島西海岸の中央部に位置する田子(たご)は、伊豆の中でもサンゴが多く群生することで有名です。「ここが本当に伊豆?!」と思うほどのカラフルでトロピカルなソフトコーラルとハナダイの姿はまるで竜宮城。「沖ノ島」「フト根」などのダイナミックで迫力のある地形と魚影の濃さをボートダイビングで楽しむスタイルのスポットです。

 

雲見でダイビング

雲見

  • ボート
  • 最大水深30m

海水浴場や温泉宿で人気の雲見は、西伊豆で最も南に位置します。陸から見える「牛着岩」という大小2つの奇岩をドリフトスタイルのボートダイビングで潜る中級ポイント。サンゴの群生や豊かな生物はもちろん、アーチやケーブなどの水中洞窟を迷宮のように楽しめることが人気の秘訣。水中ライトを片手に冒険し、何度潜っても飽きないダイビングスポットです。

東伊豆のダイビングスポット

新幹線で行くことができて、温泉や食べ歩きなどの観光も楽しい熱海。ボートダイビングでカラフルなサンゴ(ソフトコーラル)とたくさんの魚に囲まれる伊東・川奈・富戸。
ビーチダイビングで生物観察からディープダイビングまで楽しめる伊豆海洋公園など、電車でのアクセスが良い東伊豆のダイビングスポットをご紹介します。

>>>熱海、伊東、川奈、富戸、伊豆海洋公園

熱海の沈船ダイビング

熱海

  • 沈船
    • ボートで約5分
    • 最大水深30m

熱海で人気No.1のダイビングスポット。水深30mほどの砂地に、全長81mという巨大な沈船が「旭16号」水中に沈んでおり、沈船としては国内で最大級。沈船の甲板にはソフトコーラルが多く群生しておりフォトスポットとしても人気が高く、沈船のまわりを泳ぐキンギョハナダイやサクラダイの群れを間近で観察しながらダイビングを楽しむことができます。

 

  • ソーダイ根
    • ボートで約7分
    • 最大水深30m

潮のあたりがとてもよく、色とりどりのソフトコーラル群が楽しめるダイビングスポット。北東側の広範囲に続く9m〜40mのドロップオフ。東伊豆随一の魚影の濃さを誇ります。水深10〜20m程度の場所でこれほど多くのサクラダイを観察できるエリアは稀です!サクラダイ、スズメダイやキンギョハナダイは通年、秋にはカンパチやワラサ、ツムブリが見れることもあります。

 

  • ビタガ根
    • ボートで約5分
    • 最大水深30m

地形の変化が面白いダイビングスポットで、沈船のすぐ隣にあるため、エア持ちが良い人は沈船から泳いでいくことができます。水深20m前後の水底から色々な形の根が複雑に絡みあっていて、潜るたびに面白く、何度行っても楽しめるスポットです。年間を通して魚影を見ることができ、マクロから大型回遊魚まで、生物も豊富なダイビングスポットです。

 

  • 小曽我洞窟
    • ボートで約10分
    • 最大水深12m
    • 11月から4月末までの期間限定ポイント

期間限定スポットの小曽我洞窟。全長は約40mの洞窟で、L字型になって西側と東側に入り口が開いていて通り抜けることができます。ダイビングで洞窟と聞くと上級者スポットなイメージがありますが、洞窟内の最大水深は10mほどと浅めで、初心者ダイバーでも潜ることができるダイビングスポットです。

 ムレハタタテダイ

伊東

  • 新井の浜
    • ビーチ
    • 最大水深9m

EN /EXスロープ、水中ガイドロープがある砂地のポイント。通年ネコザメが見られる他、5月〜8月にはアオリイカの産卵を見ることもできるので、初心者ダイバーにもおすすめのダイビングスポットです。シーズンにはムレハタタテダイの群れやツバメウオ、オオウミウマ、オオモンハタが多数見られます。

 

  • 満根
    • ボートで約7分
    • 最大水深20m

水深約20mの砂地に直径50m程の小さな根が立っている、内海で波立たず潮も緩やかな穏やかなポイント。カエルアンコウ、ハナタツ、ウミウシ、エビ、カニなど、ダイバーに人気のマクロ生物が豊富なので初心者からベテラン、写真好きのダイバーまで楽しめるダイビングスポットです。

 

  •  尾根残し
    • ボートで約8分
    • 最大水深30m
    • 9~5月の期間限定ポイント

水面に頭を出す根の周りを潜るダイビングスポット。東側は起状のダイナミックな地形、西側はガレ場。岩穴も多く、イボヤギの群生など見どころ満載。タカベやカンパチ、キンギョハナダイの群れ、キビナゴの大群、クエやハタ、ドチザメなどの大型の魚も現れる他、伊東で唯一サガミリュウグウウミウシがたくさん見られるポイント。

 

  • 合ノ根
    • ボートで約10分
    • 最大水深35m

合ノ根は白根同様の景観を楽しめる他、生物も充実しています。潮が北、北西、西からの向きであれば、回遊魚や群れが楽しめます。マクロでは季節来遊魚やウミウシ、甲殻類など探せば探すほど出てきますよ。もうひとつのおすすめがマダイの群れです。80cmクラスのものもたくさん。多い時は50匹ほどの大群で回遊しているところを見られることも!

 

  • 白根
    • ボートで約10分
    • 最大水深30m
    • 5月〜9月の期間限定ポイント

南北に広がる巨大な根。大室山という火山が約4000年前に噴火したときに流れ出た溶岩が不思議な地形を生みだし、10mから70mまで一気に落ちる豪快なドロップオフなど、ほかでは見ないダイナミックな地形や高低差を楽しめるダイビングスポット。年間を通して魚影も濃く、シーズンには回遊魚やマンボウやカメ、クエ、ハタ、サメなどの大物の遭遇率も高いポイント。

 

  • 五島根
    • ボートで10分
    • 最大水深30m
    • 5月中旬〜8月中旬までの期間限定ポイント

伊東のダイビングポイントの中では一番外洋に位置しており、潮当たりは抜群。単独した根が3つあり、北、中、南と分けられている。南には10m〜25mまで落ちるドロップオフに一面のソフトコーラル。写真好きなダイバーにもおすすめのポイント。五島根中は谷間のような根で流れを避けられる。五島根北は巨大なソフトコーラル、穴、水路、亀裂があり大物、群れ、マクロなど見どころ満載のダイビングスポットです。

 

  • 4126!
    • ボートで10分
    • 最大水深20m

伊東で唯一岸続きのポイント。西風に強いのが特徴。ゴロタから砂地へのオーソドックスな景観で、アップダウンが少なく初心者ダイバーに最適のダイビングポイント。ハゼ類、イザリウオ、甲殻類や深海性の生物も上がってくる。

川奈のウミガメ

川奈

  • 川奈ビーチ
    • ビーチ
    • 最大水深18m

砂地と岩場が綺麗に南北に分かれているビーチダイビングスポット。東伊豆では珍しい砂泥域がある。EN / EX スロープがあり、平均水深は10mに満たないくらいなので、初心者ダイバーでも安心して潜れるポイント。アオウミガメが住み着いていて、水深3m〜4mで会える可能性も。時期によってはカエルアンコウやダンゴウオなどの人気の生物を見ることもできます。

 

  • 馬の背
    • ボートで7分
    • 最大水深28m

港から一番近いボートポイントのため、船酔いが心配なダイバーも安心。全長100m近い馬の背中のような大きな根をまわるダイビングスポット。生物層も多く、ネコザメ、トビエイ、ナヌカザメ、サカタザメ、カスザメなどをかなりの高確率で見ることができる川奈の人気No.1ポイントです。根にはソフトコーラルもいっぱいなのでマクロ生物も楽しめます。

 

  • カジガ根
    • ボートで10分
    • 最大水深35m
    • 6月~9月の期間限定ポイント

5m〜8mで群れを観察することができるので、初心者ダイバーも心配なし!ダイバーが通り抜けできる大きな亀裂やドロップオフ一面に咲き乱れるオレンジ色のイボヤギの壁があります。ジョーフィッシュのコロニーを見つけたり、他エリアではあまり見れない種類のウミウシも多数いたりと、マクロとワイドを楽しむことができる川奈を代表するポイントです!

 

  • 赤根
    • ボートで10分
    • 最大水深35m
    • 6月~9月の期間限定ポイント

水深40mから立ち上がる巨大な根と潮流の影響をまともに受ける川奈一のダイナミックポイント。複雑に入り組む根にはソフトコーラルが咲き乱れ、マクロ生物もいっぱい!伊豆では珍しいジョーフィッシュのコロニーも見つけることができ、根の下には通年テングダイの群れや、大型のサメ・エイ・回遊魚系の遭遇率も高いダイビングスポット。

 

  • 鵜島
    • ボートで8分
    • 最大水深20m

鵜のとまる岩「鵜島」の下に、全長150m以上の巨大な根が広がっています。根の周りは真っ白な砂地が広がっていて、北の根はドロップオフがダイナミックなダイビングスポット。エリア全体が潮の通り道になっているのでワラサ、イナダなどの回遊魚も見ることができます。

 

富戸ホールでダイビング

富戸

  • ヨコバマ
    • ビーチ
    • 最大水深30m

富戸の2大ビーチポイントのひとつ。EN/EXのスロープが別々にあるので、初心者ダイバーも安心してエントリーできます。砂が細かく白みがかった色をしているので、海の青さが映え、緩やかに落ちる水深が特徴のダイビングスポット。海の中に広大な砂地が広がっており、セミホウボウなど砂地性の生物や共生ハゼ、カエルアンコウなど人気の生物がいっぱい。浅瀬にはイソギンチャク畑、陸側には潮が満ちているときのみ行くことができる「富戸ホール」という地形スポットもある。光が差し込む富戸ホールはとても幻想的で美しいので、ぜひ潜ってみてください!

 

  • 脇の浜
    • ビーチ
    • 最大水深30m

「ヨコバマ」とならぶ2大ビーチポイント。砂の質が「ヨコバマ」とは少し違っているため、同じ砂地のポイントでも見られる生物が異なるのがおもしろいのも特徴です。ネコザメやカスザメ、サカタザメ、ヒラメなどの砂地の生物の他に、カエルアンコウやウミウシの種類・数も多いため、初心者ダイバーや写真好きダイバー、じっくりとフィッシュウォッチングを楽しみたいダイバーにぴったりのダイビングスポットです。

 

  • ヨコイソ沖(ピラミッド)
    • ボートで5分
    • 最大水深30m
    • 9月中旬から5月中旬の期間限定ポイント

水深25〜30mの砂地に四角い魚礁(ブロック)がピラミッドのように積まれていることから、「ピラミッド」と呼ばれているポイントです。富戸の中でもトップクラスの魚影を誇るダイビングスポットです。魚礁にはヤギ類やソフトコーラルがびっしりと繁茂しており、とてもカラフル。周囲をキンギョハナダイの群れが泳ぎ、中層では回遊魚やタカベの群れを見ることができます。秋には魚礁を覆うほどのネンブツダイやキンギョハナダイ、イサキの群れで溢れることも!

 

  • マエカド
    • ボートで5分
    • 最大水深30m

富戸のボートポイントの中で一番近くにありながら、魚の群れがドロップオフにかかるカーテンのように広がるダイナミックなダイビングスポット。魚影の濃さは富戸でNo.1です。なだらかな斜面沿いを泳ぐダイビングスタイルで、浅場ではソラスズメダイやイシモチの仲間、メジナがたくさん群れています。水深15mぐらいからソフトコーラルの華やかな世界が広がり、ムツ、アジ、タカベ、イサキ、テングダイ、イスズミ、クロメジナの群れで溢れています。サメ穴がいくつかあり、運が良いとその中に巨大なネコザメが隠れていることも。ボートが初めてのダイバーにもオススメのダイビングスポットです。

 

  • ゴロダイ
    • ボートで20分
    • 最大水深30m

富戸のダイビングスポットの中でも1番遠い場所にある岩場のポイント。水深20mの砂地では、体長1mを超えるヒラメやカスザメが見られる。ソフトコーラルのついた鮮やかな岩場を抜けていくと、上22m、下27mの「ステージ」とよばれる大きな岩があり、トビエイの群れやウミガメ、ドチザメ、サカタザメなどが見られることも。年に数回マンボウの目撃情報もあり、ワイド派ダイバーに人気のダイビングスポットです。

 

  • ツナキリ
    • ボートで5分
    • 最大水深30m

岩場中心で、たくさんのイサキ、カンパチ、ワラサが群れている、魚影は抜群のダイビングスポットです。 また、富戸の中でもカメとの遭遇率はNo.1。過去にはハンマーヘッドシャークが登場したことも。潮流がかなり速くなることから中級者〜上級者向けのポイントです。

伊豆海洋公園でダイビング

伊豆海洋公園 (IOP)

  • オクリダシの入り江
    • ビーチ
    • 最大水深6m

オクリダシの入り江は伊豆海洋公園の中では初心者ダイバーでも安全に楽しめるポイントです。水深は3m~6mほどで、体験ダイビングでもかなりの魚影が期待できます。また、サザナミヤッコ、ミナミハコフグ、タテジマキンチャクダイ、クマノミ、アカハチハゼなど季節来遊魚やその稚魚などを見ることができるため、安全停止を兼ねてここでフィッシュウォッチングをしているダイバーも多いです。ボンテンが常設されているので、耳抜きに不安がある方や潜降に自信がない方にも安心して潜ることができます。

 

  • 砂地
    • ビーチ
    • 最大水深22m

砂地は真っ白で明るく、水深18mから沖に向かって深くなっていくポイント。海底には水中ポストがあり実際に投函して手紙を出すことができます。産卵床に集まるアオリイカを見られるのはこのエリア。マアジの大群が居着き、夏から秋にかけては回遊魚のダイナミックな捕食シーンが観察できることもあるダイビングスポットです。

 

  • 1の根
    • ビーチ
    • 最大水深30m

水深26mの砂地から水深5mまで伸びている巨大な根。大きなクエやアオブダイ、運が良いとコブダイに遭遇できることも!また、ハナタツやカエルアンコウなどの珍しいマクロ生物が見られることも多く、伊豆海洋公園で一番メジャーなダイビングスポットです。

 

  • 1.5番の根
    • ビーチ
    • 最大水深35m

1の根から南方向に泳ぐと、2の根との間にあまり境目がはっきりしていないなだらかな根があり、ここを1.5番の根と呼んでいます。水深は浅場で12mで別名『転石砂場』とも呼ばれます。初心者ダイバーでもエアが持てば充分に楽しめるスポットです。カエルアンコウやネコザメ、ヒラメなどが見られ、沖に出るとスケロクウミタケハゼやアヤトリエビ、ウミシダカクレエビなど、水温の低い時期にはサギフエ、マトウダイなども見られることもあります。

 

  • 2の根
    • ビーチ
    • 最大水深40m

1の根よりさらに大きな根で、エントリー口から距離も遠く水深も深いため、伊豆海洋公園の上級者向けのダイビングスポットです。見事なソフトコーラルと、その周りに集まる魚の大群に魅了されます。根の最深部の水深は40mを超え、根の側面は高低差20mを超えるドロップオフになっている、ダイナミックなポイントです。

 

  • 5の根
    • ビーチ
    • 最大水深30m

2の根を過ぎてさらに南に泳ぐと、沖の根の先端が大きくくびれた地形になっていてそこを5の根と言います。ボートで行くことができますが、水中スクーターを利用して行くことも可能です。ダイナミックな地形で魚影も濃いポイントです。冬場になるとまれに深海性のオキノスジエビが上がってくることもあり、その際はカサゴなどの餌になるので、成長したカサゴの姿を見ることもできます。また根付きのクエやホウキハタ、カスザメ、ドチザメなどもよく見られるダイビングスポットです。

 

  • ブリマチ
    • ビーチ
    • 最大水深30m

伊豆海洋公園の見晴らし岬のさらに東に位置し、巨大な根が立ち上がったポイントです。潮通しが良く、ブリの大群やイサキの大群が回って来たり、テングダイが居着いています。メガネ岩と言われるメガネのように穴の開いた岩があり、冬場はマンボウ、ニタリなども現れることがある大物遭遇率の高い人気のダイビングスポットです。

伊豆のダイビングについて まとめ

伊豆がなぜダイバー達に好まれているのかがお分かりいただけましたか?

マレアでもこんな素敵な伊豆でのダイビングツアーを、年間通して400回以上開催しています。伊豆ツアーでは海以外のアフターダイビングとして温泉や美味しい魚介類などの食事もツアー参加者の方々からはご好評いただいています。

ダイビングの目標や理想のダイビングスタイル、見たい魚などに合わせてダイビングスポットを提案してツアーを開催しているため、みなさんから「今日はどこのダイビングスポットに行けるかな?」と伊豆のバリエーションの多さをとても楽しみにされています。

そんな楽しみにお応えする為にも、行く場所が偏ってしまうのを避ける目的として店舗から海までの送迎を行なっていますので、ラクに快適にダイビングツアーをお楽しみください。

伊豆の海でダイバーデビュー!お得なダイビングライセンス取得コースのキャンペーン情報の詳細はこちら