玄界灘を代表する海!潜れば潜るほど楽しい唐津の魅力!

こんにちは。
マレア福岡博多の松尾です!

いつもありがとうございます。

九州の海をもっと沢山の人に知ってもらいたい!
ということで、各地のポイントの魅力を書いたブログを連載形式でアップしていきます。
第一弾はもちろん、唐津!
マレアが一番利用する海!唐津!
お店からも一番近くて、海も面白い唐津!

そんな魅力たっぷりの唐津を紹介していきます!
現地サービスは【唐津マリンスポーツクラブ】さん

大きな施設でシャワールームも更衣室も完備しております!

アクセス方法はこちら👇

電車で行く場合
博多駅から地下鉄乗り換えなしで行けます。
最寄り駅は唐津駅・西唐津駅です。
車で行く場合
博多から都市高速と西九州道を経由して唐津へ
片道80分前後で着きます。

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◆ダイビングポイントの紹介

ビーチ

ショップから徒歩1分の場所に1つめのビーチポイントがあります。
ポイント名は【捨て瀬ビーチ】

比較的穏やかな海で講習にはピッタリの場所です。
講習の時は大体ここ使ってます。
階段と手すりも付いているので、エントリーもしやすい!

最近はここで集合写真撮るのがマイブーム。

エントリーした場所は水深2-3mくらい。
水中が暗いとガンガゼ達が夜と勘違いして、表に出てくるので
着底場所には注意が必要です!

20mくらい水面移動した場所にフロートを設置。
水底は砂地で時期によってはアマモが群生しています。

透視度は本当バラバラで良い時は10mくらい見えるのですが濁っている時は3m以下です。

砂を巻き上げたかどうかもスキルチェックになるので講習はとてもやりやすいです。

生物はスズメダイやアジが泳いでいますが、基本的にはマクロ中心です。
砂に擬態いているのはヒラメ、ヒメジ、サビハゼ。

秋~冬にかけてはチャガラが多いです。

そしてなんといっても外せないのがタツノオトシゴですね。
通年観察できます。

アマモに隠れてたり、岩場に潜んでたり、個体数は多め!

初めて潜る人は個体数の多さにビックリしてますね!

かなりダイバー慣れしてるので寄って撮影することも可能!

群生するアマモには時折、アカエラミノウミウシが隠れています。

暖色のオレンジが水の青とコントラストを引き立てるので
非常に綺麗なウミウシですね。

アマモにはウミウシだけではなくアミメハギやイトフエフキなども
隠れている。いや、住んでいる。
ちゃんとした魚の住処なんですね。

ただの海藻ではなく。そういった知識を入れることで
観察の仕方だったり潜る時の配慮に繋がるもんです。

捨て瀬ビーチはAVG5mくらいのまったりポイントです。

サービスから20分ほど移動した場所に2つ目のビーチポイントがあります。
家康ビーチ

我々はそう呼んでいます。
近くに【名護屋城】があり徳川家康が訪れた歴史もあり
その家康の名を引っ張ってきました。

セッティング場所は道路の一角です。

よく、ここ?って言われますが…ここです。笑

湾内なので比較的水質はよくないですが、それでも
冬になると10mくらい見える日もあります。

ここの魅力はなんといっても、岸壁の下にある大きな支柱!
綺麗に並ぶその姿はまるでパルテノン神殿。

あと、ウミウシめちゃくちゃ居ます。
結構引くくらい居ます。

初めてここを潜った伊豆ダイバーは驚愕してました。
餌となるカイメンが多いんでしょうね。

多い時は手のひらサイズのカイメンに10匹以上付いていることもあります。

種類も豊富でウミウシSPには最適のポイントですね。

ボート

ボートに乗って玄界灘の大海原へ

漁船をダイビング仕様にカスタムした(超使いやすい)船
北風の時化にも強く、え?今日無理でしょ?という海況でも
出港してくれるから本当ありがたい。

夏場は南風に変わり、湖みたいに穏やかな日もあります。

船の2階はテラス席になっていて移動中は日差し気にしなければ特等席です。
最大3名まで。早いもの勝ちですよ。

唐津沖にある馬渡島【玄界諸島の中で一番でかい島】の近辺で潜ります。

ポイント名:ケーソン

水中に大きなルービックキューブみたいなブロックが沈んでいるポイントです。
浅いとこで10m。ボトムは20mくらい。

夏場になるとイサキウォールが出現します。
これは一見の価値ありですよ!

潮が早い時は目の前を覆いつくすほどの壁になり、圧巻の一言に尽きます。
AVGが深いのでDECOとAIRを気にしながら潜りましょう。

ポイント名:長崎鼻

南風が強い時に潜れる。夏場限定みたいなポイントですね。
なだらかな地形になっているのでナビゲーションはしやすいです。

深場にある漁礁の中にはイサキと人懐っこいアカオビハナダイが住んでいます。

ポイント名:ケーブ

馬渡島の南ポイントです。
ここはボートポイントの中でも比較的優しい。まったりしたポイントですね。
我々もボートSPを実施する時はよくリクエストだします!

生物はマクロメイン。
オキマツゲやウミウシを堪能できます。

ケーブを潜りこんだ人ならわかると思うけど、浅瀬の3mゾーンには…
イバラカンザシの群生があります。
差し込む光によって凄く色とりどりになるので、非常に美しく癒されます。

そして、唐津の一級ポイントといえば…

大瀬

馬渡島の少し隣に位置してて、そびえ立つ瀬はまるで久米島のトンバラのよう!
潮当たりもよく、釣りの一級ポイントとしても知られています。

釣り人がいない14時以降によく潜ります。

水中はお魚天国。

イサキ、クエ、ハタ、カンパチ、スズメダイなどなど
九州を代表する魚達で埋め尽くされます。

潮が思いっきりかかると、なかなかの激流なので
潜る時はメンバーを選定してます。

深場はソフトコーラルがモフモフでワイド撮影が超楽しいです!!

絶対、一度は潜るべき海です!!

もう1つの代表ポイントはここ!

七ツ釜!

柱状節理を思う存分堪能できます。

水中から観察できるのはダイバーの特権ですね!

四季を楽しめる唐津の海。

春は水温15度前後で生い茂る海藻が魅力的!
ウミウシの多さも最盛期を誇ってます!

夏の水温は一気に上昇し日に日に温かくなってるのがわかるくらい!
MAX27度くらいまでいきますが、サーモクライン発生すると
深場は22度くらいでひんやり。
どのポイントも魚が増えてきて、一番賑やかになりますね!

秋は水温維持して気温も落ち着いてきて、一番潜りやすいのではないでしょうか。
インナー薄手にした秋のドライスーツダイブは結構好きです!

冬は気温も水温も底をつき、海から遠のきがちですが…
アイドルウミウシが海に戻してくれるんですよね。笑

松尾もアイスフード被って潜ってます!

とりあえず、1年中面白いってことね!
ダイビングは夏だけじゃない!四季で潜ってください!

あと、帰りに寄る唐津バーガーは絶品です!

以上、唐津特集でした!

次は、辰ノ口か西海を書きまーす!

では👍

松尾