ダイビングポイント:田辺ダイビングサービス
📍所在地: 〒646-0058 和歌山県田辺市目良19−15
• 🚗アクセス:名古屋から約3時間50分ほど
• 🌊スタイル:ボートダイビング中心(ビーチあり)
• 🗓潜れる期間:通年(オールシーズンOK)
田辺の海は一年中潜ることが可能なオールシーズンダイビングエリア。
特に冬でも安定した海況と透明度が魅力で、年間を通してダイビングが楽しめる和歌山県のダイビングポイントの一つです。
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🎯 魅力①:関西屈指の「沈没船ダイビング」
田辺の沈没船ポイントには、実際に人工漁礁として沈められた大型の船体が存在しています。老朽化により役目を終えた漁船を、計画的に沈めたものです。
船体はほぼ原形をとどめており、全長36m超の巨大構造物。
船内の一部に侵入可能(※中性浮力必須)水中に現れるその姿は圧巻で、初めて訪れるダイバーはそのスケールに驚かされます。
🐟 魅力②:魚の住処として“群れ”が圧巻!
沈没船は、時間と共に“生き物の家”として機能しはじめ、多くの魚や甲殻類が住み着いています。
キンメモドキ、クロホシイシモチ、ネンブツダイなどが船体に沿って群れを成す様子は、まるで魚のカーテン!
スカシテンジクダイやハタンポの群れも加わり、視界が遮られるほどの密度になることも。
船体の上では、アジやイサキ、カマスの群れが回遊しており、ワイド派にはたまらない光景。
タイミングが合えば、カンパチやブリなどの大型回遊魚がアタックするシーンも見られます!
📸 魅力③:フォト派にとっては「絶好の被写体」
錆びた船体、崩れたパーツ、群れる魚たち。
構造物と生き物が融合した**“人工的な美”**が楽しめるのが沈船フォトの魅力。
光の差し込みやバブルの反射なども絵になりやすく、ドラマチックな1枚が狙えます。
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🐠田辺季節ごとの楽しみ方と水中の見どころ
🌸春(3〜5月):じっくりマクロと成長観察
春は、水温がまだ低めで透明度も比較的安定しており、マクロダイビングに最適なシーズンです。
• 多種多様なウミウシが一斉に現れ、水中写真派にはたまらない時期。
• ギンポ、イソギンチャクエビ、オルトマンワラエビなど、じっくり観察したい小さな生物が豊富。
• 季節の変わり目ならではの生物の「成長過程」を観察できるのも春ならではの楽しみ方。
「水中の春」を感じるにはぴったりの季節です。
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☀️夏(6〜8月):水温上昇と共に魚の群れが爆発!
夏になると水温が上がり、黒潮の影響で透明度もグンと上昇。魚たちの活性も一気に高まり、海の中は大賑わい。
• 「ショウガセ」や「南部出し」では、キンギョハナダイやソラスズメダイの群れが乱舞!
• 産卵を終えたアオリイカがふわりと泳ぐ姿や、イサキ・タカベの群れが現れることも。
• 南方系のカラフルな魚たちが増え始め、まるで沖縄のような光景に。
また、洞窟ポイントなどでは、光が差し込む幻想的な地形ダイビングも楽しめます。
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🍂秋(9〜11月):最高のコンディションとベストシーズン
秋は、田辺ダイビングのハイシーズン!水温は高いままで、透明度はさらにアップ。魚影の濃さ、光の演出、水中の安定感、すべてがそろう「最高の季節」です。
• ハタタテハゼやヤシャハゼなど、南方系のハゼが見られるレアなチャンス。
• 回遊魚も活発に現れ、運が良ければツバメウオやカンパチの大群に出会えることも。
• ワイドもマクロも両方楽しめる理想的なバランス。
カメラ派ダイバーにとっては、ベストな撮影シーズン。SNS映えする作品を狙うならこの季節です。
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❄️冬(12〜2月):透明度抜群の静寂な海を独占
冬の田辺は、ダイバーにとって実は“穴場”。気温が下がるぶん、ダイバー数も減るため、水中はとても静かで落ち着いた雰囲気に。
• 透明度は20m以上になる日もあり、水中の景観が際立ちます。
• ウミウシが再び活発になり、カラフルな種類が登場。
• 深場の生物や、じっくり観察・撮影したい生物とのんびり向き合える季節。
寒さ対策さえしっかりすれば、最高の水中体験ができるのがこの冬の田辺です。
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🐠ダイビングの合間も快適!
昼食の手配も可能で、和歌山名物「梅干し」や地元食材を使った食事も楽しめます。また近くには有名なトンカツ屋さんもあり身も心も満足できます。
🔰取得可能なSP(スペシャリティ)
田辺エリアでは、さまざまなSP講習の受講も可能です。特に人気のあるものは以下の通り:
• レックダイバーSP:沈没船のダイビングを学ぼう
• うみうしSP:うみうしの種類や生息環境を学ぶ
• フォト(水中写真):沈船を写真を写す技術を学ぶ
• 魚の見分け方SP:沈船に生息する生物を知る
・ナチュラリストSP:沈船に群生する魚以外の生物を学ぶ
自身のスキルアップにも最適で、ステップアップの拠点として田辺を選ぶダイバーも多いです。